祈り雲の表面の仕上げ方を変えました

祈り雲のしあがりについて
祈り雲の表面仕上げを、ここ最近、以前より滑らかにしました。
サイズはそのままで大きな変化ではありませんが、お知らせします。
商品ページの写真も、新しく撮りなおしました。
祈り雲 商品ページ【八つ渦】
祈り雲 商品ページ【五つ渦】
祈り雲 商品ページ【三つ渦】

木彫刻にも色々な仕上げ方があって、
前までは、手作り感を残す仕上げをしていました。
お客さんによっては、ツルツルを好まれる方がいると思います。
作り手としても、だんだんと趣向が変わっていくもので、
最近は滑らかな方がいいと感じるようになりました。

祈り雲の表面の仕上げ方

最近、自然光がよく入る場所に作業台を設置しました。
蛍光灯で照らされた場所よりも、なぜか自然光の方がよく見えます。
神棚、御札立てというものは、自然光がよく入る明るい場所に設置されることが多いと予想されます。
なので、自然光が入る場所で制作を進める方がいいと思いました。
自然光の中でチェックに通ったものは、蛍光灯の下でもきれいです。

向きも大切で、北向きの大きな窓の前の場所にスペースを確保。
北向きだと、一日を通して光の強さが安定しています。
北向きの窓からは強い西日が射すこともなく、
直射日光が当たって木が割れる心配もありません。
納期の迫った仕事の場合は、日没後も電気を灯して続けますが、
必ず翌日の日中に自然光の下で最終チェックを行います。

とにかく最近は作業中の「光」の環境作りにこだわっていました。
雲形の神棚作りは繊細な作業なので、よく見える事は大事なんです。
ワット数の大きな明るいライトでとにかく照らせば良いというわけではなく、
試行錯誤は去年の秋ごろから始まっていました。
ようやくたどり着いたのが、自然光の入る北向きの場所です。
これにより、やりやすくなりました。
今回は、
表面仕上げについてと作業場について書きました。