岡山県立美術館での展覧会のお知らせ


会期2019年1月18日から2月24日まで、と長期に渡るグループ展「秀桜基金留学賞10年、そして今」展に出品させていただくことになりました。

展覧会ホームページ:http://www.shu-art.jp/
サイト内リンク:https://www.inorigumo.info/exhibition
搬入に岡山県立美術館に行ってきましたが、とても立派な美術館でした。
グループ展の名前は、
秀桜基金留学賞10年そして「今」展です。
木彫だけでなく、様々なジャンルの作家さん参加の展覧会で、見ごたえ満点。
岡山近辺にお住まいの方、
または岡山へお出かけになる方、
ぜひ岡山県立美術館まで足を伸ばしてみてください。
3作品を出品させていただくことになりました。
今回の展示のお誘いをきっかけに、大きな作品作りに挑戦。
以前やっていた方法(鑿と玄翁で彫っていく)では面白くないので、
全く違う方法でやってみました。
手探りな感じで進めていきましたが、
何とか思っていた形になりました。
当工房で主に制作販売している「祈り雲」とは印象が全く違いますが、今後は小さいものだけでなく、幅広い制作を行っていこうと思ってます。
-ルーツ-
元々はアートの世界には関係なく、
彫刻技術は神社仏閣の彫り物をする職人仕事で身につけたものです。
ひとりでやるようになってから、伝統とは異分野の木彫作家さんたちのグループ展に小さな作品を出品させてもらうようになり、伝統+民芸 的な作風になっていきました。
そんな時、秀桜基金留学賞を受賞し、オーストラリアの主にタスマニアに一年間滞在することで、また奥の深い木工の世界を体験することができました。
伝統+民芸にタスマニアのウッドワーキングを加えていくと、今回のような作品になりました。
彫刻技法をベースに異質なものを融合させる試みから生まれたのが今回の作品群です。
参考にですが作品の一つをビデオでご覧になれます。


素人の動画にしてはうまくできたと思っています。
それに、
今では、動画もわりと簡単に作れるソフトがあるんです。
重要なのは「素材をしっかり撮る」だと思います。
背景に余分なものが映らないように、とか、
ピントのブレがないようにとか、
そういう画像素材を揃えることが大事ですね。
蓮を題材に作った作品の動画もご覧ください。


以上、グーループ展のお知らせでした。

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