赤沢休養林を散策してみました


木曽桧 大樹の標識

赤沢休養林とは、一般にも開放されている木曽桧の伐採地です。
伐採される木曽桧の中には、伊勢神宮の御用材も含まれており、切り株も残っています。
木曽桧を使った彫刻神棚を作っているので、一度は行っておきたい所だったのですが、大きな町から離れていて、出張のついでに回れるような場所でもなく、今回初めてでした。

赤沢休養林標識看板

木曽桧の伐採地は、赤沢休養林がある長野県側と、裏木曽といって岐阜県に位置する側があって、その裏木曽と呼ばれるエリアには何度も訪れていて、かなり前の記事に書きました。
裏木曽の場合は、赤沢休養林ほど一般向けに歩道が整備がされていないです。
ですので、気軽に楽しめるは赤沢休養林のほうだと思います。
巨木の森の中で森林浴を楽しみたいとか、都会を離れのんびりしてみたい人におススメです!

伊勢神宮御用材級の太さがある木曽桧群

ただ、今は不要不急の外出はなるべく避けるように、と言われていますね。
普段でさえも人がまばらな場所に、そういったことが重なって、駐車場の管理人以外には全く人に出会わなかったのです。が、ほぼ無人の森の散策は、究極のソーシャルディスタンスでした。
この時期は、緑がもっとも綺麗で、しかも、まだ蚊がほとんどいないという一番いい時期です。
木曽桧関連の写真素材を撮影する目的も兼ねて、この時期を狙っていました。
熊だけが怖かったので、鈴をつけたり、道中に設置してある熊除け鐘を念入りに鳴らしながら、なんとか無事に行程を終えました。

帰り道の風景と御神木の切り株
(左)帰りの風景

空気もおいしく、充実した日でしたが、一つだけ気になったのは、田舎に行くほど、飲食店がほとんどが閉店していた事です。
知り合いには失業した人がいなく、これといって現実感がなったのですが、今日ほどコロナの影響を見たのは初めてでした。
オリンピック以降はさらに厳しくなると言われていますので、気を引き締めてやっていきたいと思います!