自粛が長引いていますね

木工クラフトフェアの現場

コロナの影響で、人が多く集まるイベントごとはほとんどが中止や延期です。飲食店だけでなく、音楽のライブや舞台関係の人も、いま特に大変だと思います。もし、コロナをきっかけにして、文化的な事に携わる人が減ってしまったら、社会がつまらないものになると思うので、そうならないよう祈るばかりです。

木工やものづくりの世界でも、毎年5月から梅雨に入る前の6月までは、全国のいたるところで"クラフトフェア"が開催され、近年では結構な賑わいを見せていました。
しかし、今年の主要なクラフトフェアは、ほとんどが中止となったようです。
例えば、僕が好きなのを例に挙げると、駒ケ根の「くらふてぃあ杜の市」ですね。

作家さんが実演もやっていて、ふらっと訪れると、いい方法に出会ったりします。

クラフトフェアというのは、外で行われるのが多いので、マスク着用さえ呼び掛けていれば、そんなに心配ないと思うんですけど、自粛ムードの力には勝てません。

最近はクラフトフェアには参加していませんが、他の作り手さんの中には、クラフトフェア頼みの人はまだ多くいます。ネット販売が増えたとはいえ、作品を手に取って見ることができたり、作り手さんとコミュニケーションとれる場として、お客さん、作り手双方ににとっても、クラフトフェアは魅力あるものです。それができなくなったという事で、コロナウィルスの影響は大きいですね。

しかし、見方を変えると、今まで実力はあっても、食わず嫌いのようにネット販売を拒んできた作り手さんが、やらざるを得ない状況が来たということで、ネットでのハンドメイド市場全体のレベルの向上が期待できますし、頑固だった作り手さんにしても、やってみたら、案外、こっちの方がいい!という事もあり得ると思います。

というわけで、ピンチをチャンスに、みたいな言い方はありきたりですけど、乗り切っていけるようにがんばっていきましょう。

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