五月晴れを満喫

 

季節も暖かくなってきたのでキャンプに行ってきました。

恵那市の南端あたりにあるささゆりキャップ場で、気楽にふらっとこれる感じが気に入ったので、仕事が煮詰まってきたらまた来ようと思ています。

周辺を散策すると、昔ながらの農村風景が残っていて、田舎出身の僕にとっては癒される風景です。

このキャンプ場からさらに中津川のほうに入ると岩村という"農村景観日本一"のエリアがあります。どんな審査をしてそうなったのかは知りませんが、実際ほんとうにきれいです。

昔、偶然通りかかったことがあって、強烈に記憶に残っています。機会があればもう一回行ってみたいなと思っているところですが、年月も経っているので風景も変わってしまったのではないかと心配もあります。というのは、耕作放棄地の問題など、以前よりも深刻になっていますし、何より、素朴な農村風景に価値を感じる人が極端に減っていると思うからです。

景色は人々の価値観に合わせて変化していくものですが、その価値観の変化というものが近年著しいと感じます。

たとえば、一日中スマホをいじっている人にとって、5月の爽やかな風が吹き抜ける農村風景なんて大した価値はないと思います。

スマホなど便利なものが増えたのは確かですが、個人的には、その便利さと豊かさを同じにしてはいけないと思っています。かと言って、のどかな農村風景の何が豊かなのか説明しろと言われても、分かりやすく伝えるのは難しいのが現実です。

ですから、何でも言葉で説明することを求められる現代において、言葉にならない豊かさ、伝わりにくい価値観というのは社会の隅に追いやられていく傾向があると思います。

それに比べて、便利さとか経済的な合理性を基準にした価値観というのはとても言葉にしやすいものがります。だから、議論をすれば後者が勝ようになっています。

そうやって、色んなものを犠牲にしてきたわりには現在、経済は疲弊し、ますます経済的なメリットのほうを選ばざるをえない状況は加速しています。

そんな状況の中で、本当にいいもの、人の生活を豊かにしてくれるものを残していったり、作って行くのは大変なことだろうなぁと思うこの頃です。