五月晴れを満喫

 

季節も暖かくなってきたのでキャンプに行ってきました。

恵那市の南端あたりにあるささゆりキャップ場です。

気楽に行ける距離なので、仕事が煮詰まってきたらまた来ようと思ています。

周辺を散策すると、昔ながらの風景が残っていて、田園の中で育った者にとっては癒されます。

このキャンプ場からさらに中津川のほうに入ると岩村という"農村景観日本一"とされるエリアがあります。どんな審査をして1位になったのかは知りませんが、昔、偶然通りかかったことがあって記憶に残っています。

機会があればもう一回行ってみたいなと思っているくらい良いところなんですが、年月も経っているので風景も変わってしまったかもしれません。

景色は人々の価値観に合わせて変化していくものだからです。

ここ十年くらいで、人々の価値観はだいぶ変化しました。

人にもよりますが、一日中スマホをいじっている人にとって、5月の爽やかな農村なんてのは通り過ぎていく風景でしかありません。

とはいえ、のどかな農村風景の何がいいのか説明しろと言われても、伝えるのは難しいのが現実です。

それに比べて、便利さとか経済的な合理性を基準にした価値観というのはとても分かりやすいので、その中で、今日みたような風景を残していくというのは、大変なことだろうなぁと思うこの頃です。